同人誌情報
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【博麗神社秋季例大祭2】
厄塊者の小夜曲
厄塊者の小夜曲
とらのあな様(特設)
メロンブックス様

 

【砲雷撃戦6&軍令部酒保】
霜柱
霜柱
とらのあな様(特設)
メロンブックス様

 

【東方紅楼夢9】
雷鼓さんと遊ぼう♪
雷鼓さんと遊ぼう
とらのあな様(特設)
メロンブックス様(特設)
メロンブックスDL様

 

【C84】
RYUJOU!! RYUJOU!!
RYUJOU!! RYUJOU!!
とらのあな様
メロンブックス様

 

【C84】
SENPAI&KAWASHIRO Vol.3
ANARCHY
とらのあな様
メロンブックス様
メロンブックスDL様

 

【第10回例大祭】
合同誌「ANARCHY」
ANARCHY
とらのあな様
メ ロンブックス様

 

【第10回例大祭】
「石の魚」
石の魚
メロンブックス様
メロンブックスDL様

 

【C83】
HENTAI GIRLS TALK
HENTAI GIRLS TALK
とらのあな様
メロンブックスDL様



【メロンブックス様DL販売集】

華扇ちゃんがメイド服着てエロい事してる本
華扇ちゃんがメイド服着て
エロい事してる本

 

DIET失敗華扇ちゃん
DIET失敗華扇ちゃん

 

蕗の芽吹く頃に
蕗の芽吹く頃に

 

SENPAI&KAWASHIRO
SENPAI&KAWASHIRO Vol.2

 

SENPAI&KAWASHIRO
病葉

 

酒宴は桜の木の下で
酒宴は桜の木の下で

 

SENPAI&KAWASHIRO
SENPAI&KAWASHIRO Vol.1

 

しんきんぐたいむ
しんきんぐたいむ

 

茨百花
茨百花

 

花のピアス
花のピアス

 

殺したい男ができました
殺(け)したい男(ひと)が出来ました。

 

hyousi2.jpg
物忌話

 

釣り
釣-とある釣り人の初級編-

 


hyoushi2.jpg
妖桃源のあとしまつ

 


妖桃源
妖桃源

 


嘘吐き
嘘吐き<無料!>

 


Flagbreak.jpg
Flag Break<無料!>

 

 

【販売終了品】

 

【C77】
空繰
karakuri


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SS更新:108回目のプロポーズ

ヤバドゥ! ヤバドゥ! ヤバドゥ!

まだまだ白紙の多いページが続く原稿作業ですが皆様如何お過ごしでしょうか。

さて、今回もなんか懲りずにSSを書いていったりしておりました。
んな余裕あんのかテメェって言われたらまあ、うん。あると思いたいと弱気に返すだけの簡単なお仕事です。

さて、今回はお知り合いのBellmanさんが素敵なお見合い話を書いていたので、ついついそのネタに乗らせていただきました。

Pixiv内でアップされておりますので、IDをお持ちの方、宜しければ読みに行かれると良いかと思います。


「おみあい」/「jugobellman」の小説 [pixiv]



では、yamotoの描くお見合い話とやらに興味をそそった方は下のMoreをクリックしてお読み下さいませ。

──結婚は人生の墓場である。

 昔、霧雨の親父さんがそんな妄言を口にした事があり、その後奥方の手で本当に墓場送りにされかかったのを見たことがあるが、あの時親父さんが何を抱いていたのかは知るよしもない。

 ただ、墓場送りにされる過程を目の当たりにしながら、それはそれで幸せな事なのではないかと思っていた。本気泣き入ってたが、あれも感涙の涙なのだと思えば犬も食わぬ仲むつまじき夫婦の営みとして受け入れることも吝かではなかった。

 さて、そんな昔話を何故語るのか。

 僕が今、そんな状況に見事に陥ってるとすればどうだろうか?

 では、少しだけ前の時間……数ヶ月前に戻って話をしよう。

 それは──いつも通りのあの閻魔様の有難い上に大変迷惑な『趣味』を持ってこられた時の話である。
 
 
 
 
 
             ──108回目のプロポーズ──
 
 
 
 
 
「と、いうわけでこれからの予定ですが。空いていますよね?」

「そういう前提で話を進めないでください。うちは生憎と不定期休業です」

 来店した閻魔相手にひとしきり世間話をした後、切り出された言葉を真っ向からはね除けんと鋭い切っ先を向ける。

「予定があるか無いかを聞いていますがいかがでしょう?」

「あります」

「どちらの方とでしょうか?」

「先約である稗田家に向かう用事が一つ」

 もちろんない。
 しかし彼女は一瞬ふむ、と考え込む仕草をした。
 
 どうやら今回は僕の勝ちのようだ。

「それは嘘ですね。先程里に立ち寄った際に稗田の九代目と話しましたが、そのような予定は全く聞いてません」

「覚え違いをすることは誰にもあると思います」

「彼女に限ってありえません。今なら見逃しますが──嘘ですよね?」

「はい」

 真正面からへし折られた。

「どうして貴方はそう下らない嘘を平然と言うのですか? 私を試そうと言うのなら存分に試しても構いませんが、結果苦しむのは貴方でしかありませんよ?」

「すみませんでした」

「よろしい」

 勝ち目がない相手に対して決して無理をしない。
 それが僕の持ち得た処世術の一つである。

「兎も角……予定については、急な来客が予想されることもありますので今のところ不確定ではあるということにして貰えると助かります」

「つまり無いと言うことですね?」

「はい」

 宜しい、と頷く彼女がそっと差し出すのは『お見合い』と書いてある二つ折りのしつらえの良い紙のカバーであった。いわゆる釣書という代物である。

 それを見たときの僕の雑感は『またか』であった。
 
 これはこの閻魔──四季映姫様ご本人の数少ない趣味なのだ。

 いわゆる縁結びのキューピッド役をやるのが大好きということなのである。

 ただ、それが閻魔と言うのはなかなか洒落の聞いた冗談ではないだろうか。
 いや、地蔵であったことを考慮するとそれもまた致し方ないのかも知れない。
 地蔵の役割の一つに無縁仏の供養があるのだが、数多の無縁仏を作る前に前もって手を打つようになったという考えれば、人の縁を結びつけに走る彼女の行動は全く不自然な事ではない。

 巻き込まれる方はたまったものではないが。
 
 と、いうわけで適当に理由をつけて断ろうと思ったが──

「映姫様に一つ聞きたいことがあります」

「なんでしょうか?」

「何故写真がないのでしょうか?」

 そう。見合いに不可欠な要素である相手の写真が、釣書のどこにも存在していなかった。
 
「先方の都合で写真は省いてあります。写真写りを気にしていたのでそれは致し方ない事だと理解しなさい」

「肖像で済ませれば良いと思いますが」

「それも断られました。描ける者が知己に居ないそうです」

 なるほど。

「大変失礼な質問をしますが──この方は目下何連敗中ですか」

「大変失礼な話ですが赦します。ざっと107戦107敗全不成立です」


 ため息と共に吐き出した声が、彼女の願いが107回届かなかった疲れを示していた。
 

 素晴らしい。
 いっそ清々しいほどの断られ数だ。

 108とは人の煩悩を示すと言うが、それにあと一歩で届いてしまうではないか。

 大変不謹慎ながら、興味が湧いてしまった。
 もしかするととんでもない醜女なのかもしれない。

「まさか石長比売(イワナガヒメ)という名前ではないでしょうね」

「ちゃんと読みなさい。そこにある通りです」
 
 古明地さとり、とそこには名が刻まれていた。
 
 それを見たとき自然と納得してしまった。
 この名前には実に数多の噂が付きまとっている。

 曰く、異例中の異例である最も凶悪なさとり妖怪。
 曰く、皆の心に住まう深淵の病。
 曰く、龍ですら歩み寄る余地のない生粋の怪物。
 
 そんな未曾有の化物扱いの妖怪なのだが、まさか女性だったとは思わなかった。
 確かにそれならばと思う反面、それでもどこかに歩み寄る相手は居る者だと思うのだが。生憎とそんな奇特な相手は終ぞ現れなかったと見える。
 
 よほどの醜女なのだろうか。
 
 それでも世には蓼食う虫も好き好きという言葉があるだけに、一概にそうとも言い切れない。107人もの相手に断られるのは、既に異常を通り越し怪異と言えた。
 

「この方についていくつか聞きたいのですが、良いでしょうか?」

「いいですが。何か」

「ちゃんと女性の形をしていますか?」

「ええ。どちらかと言えば」

「趣味に半妖を頭から真っ二つにして食うなどはありますか」

「そんな奇癖は幻想郷広しと言えど、貴方の頭の中にしかありませんよ」

「綺麗ですねと褒めたら、頭から食われるような性格をしていますか」

「口裂け女がお好みでしたか? でしたら……」

「いいえ。特に性格に問題はなさそうなのでお受けしようと思います」


 まったく悪趣味な話だが、その古明地さとりの108人目の相手になるのなら、それはそれで大変に楽しい機会と言えよう。

 今後の酒の席の話にもなる。きっと盛り上がることになるだろう。

 どうせ最初から断るつもりなのだから一目相手を拝んでからでも悪くはない。
 それになにより──
 
「相手は地底にある己の住処を見合いの場として希望とのことですが。その帰りに色々立ち寄っても構いませんか?」

「ええ。希望があるなら案内してもいいですよ」

 よし。

 旧地獄跡は元来、立ち入り出来ぬ場所であるが、閻魔と共に歩くなら大手を振っていけるというものだ。そこには僕の見たこともない品が揃っているだろうし、あの酔いどれ鬼より耳にした鬼の街も拝むことが出来る。

 たかだか見合い一つでそれら全てを得られるのならば、僕にとってこれ以上無い収穫と言えよう。これからの商売においてそれは有益に働くに違いない。

 そう、これは見合いを踏み台とした一大商売のチャンスなのである。

「随分やる気があるような顔ですね。これまでに見たことのない程生き生きとしています。それほど楽しみなのですか?」

「それはもう。どんな出会いがあるかと思うと居ても立っても居られない心持ちです」

「……。では、これからすぐに向かいますが構いませんか? 都合が悪いなら先方と話し合って日程を延期にしますが」

「僕はいつでも構いませんが。相手に失礼のない服装であった方が良いのではないでしょうか」

「それなのですが。見合いと言っても堅苦しいのは苦手と言うことですので、普段着でも良いと思います。ただ──」

「ただ?」

「その寝癖だけはなんとかしなさい。それが今の貴方に出来る最大限の身嗜みです」

 僕はその一言に従い、寝起きで放って置いた髪を軽くまとめることに決めた。





 さて、程なくして僕は四季映姫の案内に従い遙か地の底の旧地獄跡まで向かい、見合いの場所である地霊殿にたどり着いたのだが。
 
 そこで客間に通されるまでに一悶着あった。

 具体的には──だ。
 
「虎に食い殺される人間の気持ちを充分に味わったよ」

「いやはや申し訳ない。悪い奴じゃないんだけど、ちょいと懐っこすぎるんで奧の方にひっこめようとしてたんさね」

 古明地さとりの従者と名乗った、お燐という娘がそう弁明をする。

 具体的には門を開けた瞬間、体長が4m近くある巨大な剣歯虎にのしかかられて突き倒され、思い切り顔面をなめ回された上に全身を以て懐かれたのである。

 流石に猫好きでもこれはかなりくるものがある。

 猫科の肉食獣の舌は尖っている。おかげで顔は早速擦り傷だらけになり、服は見事に毛まみれの破れ服になってしまった。そこそこ仕立ての良い洋服だったのだが、大変残念な結果になってしまったと言わざるを得ない。

「大変人慣れしてるというのは確かだが、普通あんなものにのしかかられたら骨を何本か持って行かれるだろう。僕も中々危なかったよ」

「や、そこはどうぞこらえてこらえて」
「申し訳ありませんが、じゃれていただけなのです。あれでも」

「……かなり熱烈な歓迎を頂いてしまったようだね」

「昔からあの子はああなのです。元気が良すぎるだけで悪気はないので、赦してあげてくださいませんか?」
「悪気がないのは、まあわかってるよ」

 殺意も悪意もなかったのはあの様子でよくわかる。
 ただし、僕が半妖で無ければあっさりと死んでいたかもしれないと考えるとなかなかゾッとしない話である。

 例えば稗田家の猫。あれぐらいのサイズならば大いに歓迎できたことだろう。
 こちらの場合、その数倍どころか10倍に近いサイズなところが悪かっただけである。
 もっとも稗田家の主はその分悪意が100倍ほどあるので、どっちかというとこちらの方がマシと言えなくもない。

「ただ、止めてくれてもよかったと思うがね」
「微笑ましくてつい」

 凄く納得いかないが、見慣れてる人間ならば確かに微笑ましい光景なのかも知れないと思うことにし、通された客間の椅子に腰を下ろした。目の前には既に茶器が置かれ、主の到着を待っている。

 ここで綺麗に整った服ならばさぞかし良い茶会となったのだろうが、袖の抜けてしまった毛だらけの服を纏っている時点で、それらが全てこちらの落ち度を責め立てるようなものに成り代わっていた。
 
 失礼にならない程度にはちゃんとした服装にしたつもりだが、全て台無しだ。

「だからいつも通りの服装で良いと言っていたんだな……」

「映姫様とさとり様は割と長い付き合いだったものですから。きっとペットに絡まれることを心配してのことでしょう」

「それなら最初に言っていて欲しいものだ」

 なお、四季映姫様ご本人はと言うと、先程のお燐という娘に僕を引き渡したあと、先に下見をしてくると地底の街の方へと向かっていった。
 
 確かに各所を巡りに行こうと言った覚えがある。
 だが仲介人が居なくなって良いのかとも、思わなくもない。


「上着は預かっておきましょう。ちゃんと直してお返ししますので」

「そこまで手間を……いえ、お願いしよう」

 最初意地を張ろうとは思ったが、あとで直す手間を考えるとここは素直に従っておく方が良いと考えた。当然相手が何かしらの手段を講じてくれると踏んでのことである。

 そういう機に乗じることも商人の才覚と言えた。

「ではあたいはさとり様に説明してきますんで。直ったら呼びに来てくださいねー」

 お燐と名乗った獣人の娘はさささっと、部屋を出て行ってしまった。
 まあ、不測の事態の対応なのだから致し方ないか。
 
 残されたのは僕と、あとはこの目の前にいる僕の上着を預かった女性。

 屋敷用のシックな作業着──平たく言えばメイド服に身を包んだ、どこか不思議な雰囲気を持つ紫の髪の女性のみであった。身は細く背丈もかなり低い方だが不思議と子供という印象はなく、仕草や喋り方などからは年長者の風格を感じさせる。

 名をさとと言い、この屋敷の管理全体を任されているとのことである。

 お燐の様子からも信頼と敬意が見受けられ、実質上この仕切り役であることという言葉に偽りはなさそうだった。

「どうやらここの主はお忙しい方の様だね」

「ええ。地底全体の管理をしておりますので」

 なるほど。
 閻魔とはいわゆる仕事的な意味で同類なのか、と不思議と納得をしてしまった。

 それでは身の回り──ひいてはこの屋敷の管理をただの使用人に任せているというのも頷ける。
 あとはその使用人の手際次第となるのだが。

(どれ……お手並みを拝見といこうか)

 彼女は裁縫道具を持ち出し僕の隣に座って、破れてしまった服を針と糸で直していく。
 その手に従って生まれる針と糸の動きは一切の無駄がなく、あの人形師の人形繰りに似た──不可思議で引き込まれそうになる魔法的な美しさがあった。
 
 これは──凄い。
 
 決して派手な技術ではない。
 単純に針と糸を用いて、破れてしまった衣服を縫い合わせているに過ぎない。

 結果だけ見れば単純に丁寧で早いだけ。それ以上に表現のしようがない。
 ただ、僕の知っている裁縫の動きと一線を画す部分を上げるとしたら、彼女には迷いがない。
 
 彼女は破れてしまった衣服の記憶、あるいは針と糸の意志を読み取ったかのように修復をしていく。 

 これには賞賛を向けざるを得ない。

「驚いたな。君は元職人なのかい?」
「いいえ? ただ、こういう事には凄く慣れて居るので」
「僕の知っているメイドでもこうはいかないよ」
「お褒めにあずかり光栄──でいいのでしょうか?」
「誇ってもいいと思うね」

 あのメイドも何でも出来るが、ここまでのことが出来るとは決して思えない。

 完璧で瀟洒なメイドに敵う者はいままで居ないと思っていたが、意外な伏兵がここにいることをいつか教えてやろうと思う。

 その時『あの』咲夜がどんな顔をするか……想像するだけでも少し楽しく思えた。
 
「もう少しで仕上がりますのでお待ちいただけますか?」

「ああ。それと僕は霖之助でいいし、敬語も特に要らない」

「そう……? では申し訳ないけど、遠慮無く」

「実のところ堅苦しいのは苦手でね。このお屋敷も立派なものだからつい身を固くしてしまっていたが、実際の所もう少しばかり僕は気軽な方が良い」

「それはさとり様と趣味が合うかもね。見ての通り、ペットをたくさん飼っているじゃない?」

「なるほど。普段は親しい相手と過ごしたいタイプか」

 少しばかり、僕の頭の中の石長比売の姿が柔和になった。
 勿論そればかりではないのだろうが、やはり此方を最初から威圧するタイプよりはそういう気軽に接してくれるタイプの方が僕には有難い。

 世にはそういうタイプが山ほど居るのだ。あの閻魔様も含み。
 出会い頭に不気味な笑みを浴びせかけてくるタイプなどもってのほかと言えよう。

「随分と気苦労の多い人なのね。霖之助さんは」

「わかるかい? 幻想郷はどいつもこいつも禄でもない連中ばかりで、か弱い商人の僕は大抵綱渡りを強要されるんだ」

「そうなの。宜しければ聞かせてくださる? その綱渡りの内容の一部始終を」

「それは構わないがいいのかい? さとり様に伝えなくても」

「いいのよ。すぐに出来ましたというよりはそれっぽいでしょう? それにさっきまで書類の処理に追われていたのよ」

「なるほど。それならば是非」

 石長比売が机の上で書類と神経質に向き合ってる姿を想像し、僕は心の中で吹き出してしまった。



 そうして僕は彼女を隣に座らせながら、数々の奇妙な事件や奇妙な人物について語っていった。彼女は興味深そうな顔で聞き入り、時には聞き返してきた。

 どうやらこの屋敷にはあまり人が立ち寄らないらしく、その手の話題にはとても飢えているらしい。確かに言われてみればそれも無理からぬことであろう。

 なにせ権威者の元に集まるのは畏怖と権力と金銭である。

 それ以外の──こと、楽しげな話題となると、得るのは大変難しいことだろう。

「それで一件落着という次第だ。実にひどい話だろう?」

 僕は彼女から入れて貰った珈琲を口にしながら、そう締めくくった。

「なかなかとんでもない発想をするメイドさん……いえ、奇術士さんなのかしらね。貴方にはお気の毒だけど」

「まったくだ。勿論カップの代金は両方ともお支払いいただいたがね」

「しっかりしているわ」

「当然だ。僕は商人だからね」

 と、言ったとき、ふと彼女──さとが考え込む様子を見せた。

「と、いうことはもしかして……失礼だけども聞いていい?」

「困ることでなければ何でも」

「貴方、もしかして見合いはお金目当てで?」

 ──は?
 
 思わずその一言には頭が真っ白になってしまった。

 僕が金目当てに結婚?

 それはまさにタチの悪い冗談と言えた。ここは本来怒るべき所なのだろうが、彼女はメイドであり僕のような商人の矜持には疎かろうと思うと、怒りはすぐに萎え説明する義務を抱いた。

「いいや。世の中にはそう言うタイプもいるだろうが僕はそんなつもりは一切無いよ。くれると言ってもお断りと言うだろうね」

「……そうなの?」

「ああ。大局的に言えば、金を貯めて特別何をしようというわけではないんだよ」


 そう。
 確かに金はあればあるほどいいものではあるが、それをはいと渡されるのは違うのだ。
 自分で稼ぎ出し、積み上げ使いこなしてこそ意味のあるものなのである。


「僕は天下に名だたる大商人になることをこの胸に抱いて生きているが、金は僕が掴み取るべきものであって、他人から与えて貰って嬉しいものではない。結果として大金を持つことは確かに格としてあるべき事だろうが──商人の仕事は金を回すことであって、金を貯め込むことではないんだよ」

 そう。金は天下の回り者である。その流れを作り出すものこそ商人である。

「武才あらば、武人は大殿に。神徳あらば、僧侶は大僧正に。そして商才あらば商人は、大商人として世を回すことになる。僕はそうなりたいんだ」

 例えば霧雨の親父さんもまた、大商人と言って過言ではないだろう。里の顔役として動くこともでき、商売以外でも彼の名を口に出す者は多い。
 
 僕の目指すのはその道をさらに通り過ぎた先にあるものなのだ。
 
「……野心家ね。でも、それは少し足下が疎かじゃない?」

「素人目にはそう思えるだけだよ」

 彼女も僕がこの地底に何をしに来たか知れば、大いに認識を改めるだろう。
 僕はここにも商売の根を下ろして発展させようと考えているのだから。

「では……例えば権力があれば、とは思わない?」

 勿論、それもない。

「それも僕が大商人になれば手に入るものだ。わざわざ自分で手に入れることが出来るものを、性急に他人の手から受け取っても禄な事はないからね。いずれはそのどちらも手に入れることが出来るのだから、金も権力も結婚を条件として取引して手に入れる気はまったくない。人生を担保にしてやるにはずいぶんと釣り合わないものだと言わせて貰おう」

「……なるほど。少し誤解していたわ。ごめんなさい」

「わかってくれればいい」

 それに結婚する気などさらさらない。

 例えば古明地さとりが絶世の美女であり、たまたま見る目の無かった107人が前にいたという落ちだとしても食いつく気はない。

 僕はあくまでも、商売のためにここに来ているに過ぎないのである。
 
「じゃあ、貴方は本当にただ、見合いのためだけにここに来たの?」

 ──。

 その言葉に先程とは全く別の意味で頭が白くなった。

 まずいな。さとは勘が非常に鋭い。
 下手に隠し立てをしても何故か全て見通される気がした。
 
「一つは古明地さとり本人への純粋な興味。噂に名高い古明地さとりがどんな女性なのか一度会って話してみたいと思った。そしてもう一つは──古くから地上の者が立ち入ることの許されないこの地を一度訪ねてみたいと思った。未知の土地にあるものを見聞し、そこの文化を持ち帰り広めることも、商人の義務の一つだと僕は考えているのでね」

 完璧だ。
 嘘は言っていない。
 
「……酷い話ね。それではまるで物見遊山じゃない」
「まあね。悪いが内緒にしてくれるかな」
「保証はしません」

 参ったな。
 
 怒らせてしまったか。
 
「それでは結婚には全く興味がないと?」

「いやそれは……まあ、無いとは言えないが──」

 実際、できるものならと思うことはたまにある。

 自分の店を持つ前の事だ。

 仕事続きでろくな食事もしてないとき、女房が居れば温かい食事があり、家庭があればよりよく働く気が起きたのだろうな、などと考えたことは幾度かあった。
 
 ただ──そこに致命的な壁があることも、僕は知っていた。
 
 
 僕は半妖である。

 人としてはその寿命は驚くほど長く、妖怪の目から見ればその寿命は明らかに短い。好きあった相手がこれまで居なかったわけでもないが、結局の所その部分が立ちふさがり、そのままに立ち消えしてしまった。
 
 同類の半妖という存在を探してみても身近にはおらず、例え居たとしても相手が異性である上に双方好きあえる、などという可能性はそれこそ賽を投げて七の目を出すぐらいには難しい。

 
「生憎と縁はあまりないだろうね」

「する前から何か余計な心配ばかりしてるようね、貴方は」

「当然だ。したことがないし、易々とするものでもない」

「それもそうね。どんなタイプなら貴方の好みに合うのかしら」

「……そうだな」

 言われたことがないので、そう言えば考えることはなかったが。
 
 こちらが気兼ねすることなく頭も良く気だても良い。その上でしっかりした女性などが良いのかも知れない。
 
 そう、例えば言わずとも大抵のことが伝わるような──そんな距離感があれば理想的と言えよう。
 
 と、思ったときにふと、さとが目に入る。
 
 ──ああ、丁度こんな感じなのだろうな。理想的な相手というのは。
 
「そうだな。君なら結婚を申し込んでもいいかな」
 
「あら……それはそれは、光栄ですね」

 くすっと笑い返してくれた。
 それは実に彼女らしい仕草だった。
 残念ながら振られてしまったようである。
 
 うん。こんなものでいいと思う。
 
 
 
 
 
「では、お受けいたします。森近霖之助様。どうぞ末永くお付き合い下さいませ」



 と、三つ指を突いて彼女は頭を下げる。


「は………?」



 いや。
 
 
 
 ちょっと。
 
 
 
 待ってくれ。
 
 

 あまりに唐突のことで思考が追いつかない。
 深呼吸を二回して、ようやっと意図を読み取れるまで回復した。
 それが正解であることを祈りながら。
 
 
「……冗談だよな?」


「ええ。冗談です」



 屈託無く笑う彼女に、僕はほっと息を吐き出し次の句を告げようとし。




「この屋敷に使用人はおりません。この屋敷の管理はこの私──全て『古明地さとり』が行っております」




 そんな心臓を射貫くような冗談を重ねてやってくれたわけである。
 
 
 
 いや、さと。
 
 その冗談はないだろう。
 
 なあ。
 

「試すような真似をして申し訳御座いません。地霊殿の主であるならば、やはり権力や財産目当てに来る者も多く、あるいはこの屋敷を見て毒気に中てられてしまうのです」


 はあ、なるほど。
 それは大変筋も理屈も通っている。
 人も妖怪も、大きな力を見せられればその毒気に中てられるものが多い。
 
「それに、もう一つ。私の能力は相手の心を読むこと。それを気味悪がるものも大勢いますが、あなたは心の内を語られても特に嫌な仕草を見せることはなかった」

 ああ、それか。
 寧ろそれは聞いて逆に安心した。
 
 最初から古明地さとり自体が心を読む覚妖怪であることは知っていたし、心が読めるのが能力ならそれは致し方ないことだ。鳥に飛ぶなと言うような無粋な考えは正直僕はどうかと思っていた所があるわけであるし。

 もちろんできれば最初から言って欲しかったが、あの八雲紫のように勝手に此方の考えを隅々まで計算してはじき出し、結論を想定した上で会話を一段飛ばしで進めたりする不可解な不気味さを持っているわけではないと、会話の流れで理解できていた。
 
 だから僕は勘が鋭いタイプだと思いこんでいたわけであるし。
 
 そういうタイプは特に嫌う理由にならないのである。

「どうもありがとうございます」

 どういたしまして。
 
「107回不成立と言いましたが、それは皆私の方から告げさせてもらったもの。108回目──それがダメだったら諦めようと思っていたのです。四季様に昔から頼んでいましたがようやっと、最後の最後で大当たりを引き当てたみたいですね」

 そうだったのか。
 それは間に合って良かったな、さと。
 
 いや、古明地さとり。
 
 まるで他人事のように──いや、全く他人事の状態で考えながらこの状況をどうにか保留にする案はないかと考えを固めて放り投げた。
 
 それは多分言い逃れに近いものだったが。
 
「しかし──待って欲しい。付き合うのは構わないが、結婚ともなるとやはりそれまでの経歴やそれこそ立場というものがある。それにそちらの身分に合わせた考えを持っている必要があるのではないだろうか?」
 
「閻魔様のご推薦に経歴の問題があるとでも? そして立場はお互いわかっていますし、身分に合わせた考えというのなら」
 
 
 
 ──先程、貴方が声高に語ってくれたではありませんか。



 その言葉にぐうの音もでない。
 そうだ。確かに言った。
 
 僕は世を動かすような人間となろうと。
 
 例えばそれは世を動かす支えであっても問題はないのだ。
 時に己が世を動かし、あるいはその動かすための交渉役となって動くことでも。
 そのために僕の商才を活かすことができるのならば、なんら問題はない。
 
「……なにか仰りたいことはありますか?」

「一言だけ言わせて貰えるならば、いいかな」

「どうぞ」

 そう。解決しなければならない問題が一つだけあった。
 そこだけはどうしようもなく、これからの生活において大事なことだった。
 

「僕は半妖だが」


「……」




 ──それでも君を好きになって構わないかい?
 
 
 
 ──ええ。喜んで。
 
 
 
 
 そうして僕はその日、僅かな好奇心から動き。
 とても大事なものを、手に入れた。
 
 
 
 
 
 
 

 全身を包むのは真っ白な絹のタキシード。

 迎えに来る使いの者は黒猫の化身であり、これから会う相手の髪色は紫だ。

 そして式場は土の下の世界。

 これ以上ない葬式と言えるだろう。
 
 そう、これは森近霖之助の葬儀である。

 これから僕は墓穴の中に入り、ここで森近霖之助という人生は消えて無くなる。
 
 好奇心は猫を殺すと言うが、僕の場合好奇心で猫の飼い主に殺されたとでも言うべきなのだろう。
 
 その前にいろいろと面倒なこともあったが、過ぎてしまった後では良い思い出である。
 
「お待たせしました。どうぞ──」

 その猫に引かれて向かう先は、花嫁の待合室。

 ドアを開け、声をかけたらもう後は墓場へ一直線。
 きっと僕は二度と地上に戻ることはできず、一生をこの地底で終えるだろう。

 それは些かぞっとしない話ではある。

 さあ進め。
 
 そう言わんばかりにドアは開き中にいる人物の連れ合い──つまり花婿を待っている。
 
「すっごい綺麗ですよ。この幸せもんっ」
「そうだね」

 言葉を受けて、僕はドアをくぐり──そして見た。
 
 そこには白い花があった。
 地底の中で慎ましく、しかし咲き誇る清廉な花が一輪そこに佇んでいた。
 
 ──ああ、凄く。凄く綺麗だ。
 
 自然にその言葉が口を突いて零れ、彼女──古明地さとりは少しはにかむように笑う。


「貴方にしては言葉が少ないわ。普段ならもっとたくさん喋るでしょう?」

「そう苛めないでくれるかい? 素直に凄いと褒めているじゃないか」

「それはもう。がんばりましたからね」

「手製でここまでやってしまう君に感服したよ」

 そう、この衣装だが。今日のこの日が来るまで見せて貰っていなかったのだ。

 何度か作業をしているさとりを見ていたが、結局その後すぐに部屋から追い出されるのでどんなものになるのかと身構えていた部分は大いにある。
 
 だが、此処まで見事なレース重ねの衣装を見せられては、素直に敬服せざるを得ない。
 ちりばめられた手編みレースの数々、繊細な布地の縫製の美しさ。複数の職人の手で作られたようにしか見えないそれを──彼女は一人で作り上げたのだ。
 
「一生に一度のものですもの。最高のものにしたかったの」
 
 此処まで来ればもう先程の悩みや考えこそ不埒であろう。
 
 僕の人生──地上で生きていた頃の森近霖之助の全ては此処に捨てていこう。

 それらを対価にしても得る価値はあった。
 この──白いドレスに身を包み微笑むさとりの姿と、その幸せそうな笑顔には。
 
「それでは行きましょうか。霖之助」
「ああ──行こうか。さとり」


 皆の待つ式場に赴きながら、僕は彼女の手を取り歩む。

 こうして僕──森近霖之助の人生はここで終わりを告げ。


 代わりに伴侶を得て、古明地霖之助として生きることとなった。
 
 
 
 
 
 
                                                      ──了






















と、いうわけで、はい。ええ。

なにこのパーフェクトマッスルマスヲホールド(完全婿養子固め)と言う感じですよね。
僕もそう思います。

と、いうわけでお前らお幸せにBADEND展開でございましたが、お楽しみ頂ければ幸いです。
きっと幸せな未来が待ってると思われます。はい。

さとりさん強キャラすぎるから仕方ないね。とりあえず出す技が全部有利とかそんな状態ですよ。
小足から10割ゲージ余裕とかそういうものですから仕方ないですよ。

あの駄眼鏡を徹底的にクラッシュできるからしょうがないですね。


稗田さんのダイアグラムはおかしなことになってるんですがいずれ、修正が入ることをお祈りしております。




さて、それと恒例のWEB拍手のコーナーでございます。

<WEB拍手返信コーナー>

いつもどうもありがとうございます! やる気ゲージがその一言でぐんぐんあがるという仕様です!
ではさっそく返信とな、とな。


>咲夜さんが可愛かったです。いや本当~

ありがとうございまし! ああいう天然な方だと常に思っておりました。
お嬢様とお散歩のさいビニール傘を持ってくるあたり特に。
福寿草を盛ったりするあたり特に。

そしてその写真を持ち込んだ場合、稗田さんがどんなお顔をされるかはご想像に難くないと思われます。
きっと大変いい笑顔で笑ってくださることでしょう。にっこりと。


>ある意味では正しく魔理沙の兄貴分~

泥棒と詐欺師。見事な悪党コンビですね。お前らどんだけなんですかと言いたくなるような関係じゃないですか!


>優しく完璧超人な店主さんより~

当方もそう思っております。誰の気持ちも理解できて誰からも好かれるなんてそんなの駄眼鏡じゃない!
※ 矢本堂verは本気駄眼鏡なので綺麗なものを見たい人にはお勧めいたしかねます。あらかじめご了承下さい。

と、いうわけで今回はこのへんで。


また次回お会いいたしましょう。




したらな!

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yamoto

Author:yamoto
職業:無職・もしくは白血病患者
趣味:落書きと妄想
メアド:yamoto84@hotmail.com

行き当たりばったりを極めすぎてなんだか変な病気になったようです。
性病とかじゃあないあたり、とても人間性が出てると思います。

現在都心から、愛媛県へ連れ戻された模様。



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